発達障害・ギフテッドを合格へ導く4つの中学受験アコモデーション
中学受験はより良い環境を得られるチャンス
首都圏や関西在住の発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんにとって、中学受験で私立・国立の中高一貫校を目指すというのは、より良い環境を得られる大きなチャンスです。
特に中学受験が盛んな首都圏では、2015年以降中学受験者数が増加しており、私立・国立の2022年入試の首都圏の受験者数は合わせて5万1100人、受験者の割合は17.3%でした。(首都圏模試センター)
これは公立中学校に比べて、私立・国立の中高一貫校の学校環境や学習システム、そして進学実績に優位性があるからです。
また、発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんにとってもメリットが多く、具体的には以下の点があげられます。
学習システムのメリット | 環境のメリット | 進学実績のメリット |
---|---|---|
・公立中学よりも少人数で面倒見の良い学校が多い。 ・特別支援教育はないが、公立よりも柔軟に配慮してくれる学校が多い。 ・中学範囲の圧縮や単元の縦割り学習など学習カリキュラムの質が高い。 ・学校側の教員への評価がシビアで、教員の質が高い。 | ・特性や能力に合わせて学校を選択することができる。 ・公立に比べて学校環境がよく、イジメやからかいを受ける可能性が少ない。 ・6年間のまとまった期間によって個性を伸ばしやすい。 | ・入学時のレベルに比べて大学進学実績が良い学校が多い。 ・公立と比較して現役合格率が高い。 ・大学附属校だとエスカレーター式で大学進学できる。 |
このように私立・国立の中高一貫校には様々なメリットがありますが、一方で中学受験には大きな困難があります。
中学受験における大きな困難
中学受験の困難さを端的に言うと、中学受験は小学校の学習内容と比べて極端に難易度が高く、また受験範囲が広いということです。
具体的には以下のような難しさがあります。
学習内容の困難 | 受験システムの困難 | 入学後の困難 |
---|---|---|
・実質的に中学校の学習内容の先取りなので小学校の勉強では手が出ない。 ・算数は中学範囲を小学校で習うやり方を応用させる特殊で複雑な解法に対応しないといけない。 ・国語は小学生では触れることのない難解な内容かつ高校受験レベルの文章量に読み解く必要がある。 | ・3年間の長期学習を前提にテキストやカリキュラムが設計されている。 ・中学受験用の勉強をしないと下位校であっても合格は難しい。 ・復習を中心とし、時間管理を徹底した高度な学習習慣が求められる。 ・大人のフォローが前提となっていて、基本的に子供だけでは難しい受験。 | ・発達特性への理解がない学校がある。 ・私立中学では原則として特別支援教育を受けられない。 ・合理的配慮はあるが学習内容が易しいわけではない。 ・必ずしも高校進学できるわけではない。 |
さらに発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんは、発達の特性や能力に合わせて、勉強方法を大幅に工夫する必要があります。
もし発達の特性や能力を考慮せずに中学受験の勉強を開始すると、お子さんには重い負荷がかかり、二次障害のリスクが高まります。
メリットも大きい分、リスクも高いのが発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんの中学受験です。
二次障害とは 発達障害(一次障害)を原因として、周囲からの理解を得づらい環境で、繰り返し注意されたり、不安な経験をしたりすることで自己肯定感が下がり、うつ病、不安障害、ひきこもり、極端な学習への拒否感等の症状が発生している状態。 |
決して簡単な受験ではないですが、私たちには二次障害のリスクを抑えながら、中学受験対策を両立させるアコモデーションという特別な発達支援・学習指導方法があります。
中学受験を検討中の方はただちに私たちにご相談ください。
中学受験に対応した4つのアコモデーション
私たちは発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)の特性に合わせたアコモデーションを行うオンライン個別指導塾・オンライン家庭教師です。
アコモデーションは発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんが「普通教育に適応することを目的」として「教育内容やテスト内容そのものには質的な変更はせずに、発達の特性に合わせて勉強方法を工夫する」という発達支援・学習指導です。
私たちのアコモデーションは中学受験に対応することが可能です。
私たちのアコモデーションには以下の4つの特徴があります。
中学受験アコモデーションの特徴
- 1.発達の特性に合わせた志望校選び
中学受験は公立の高校受験のような共通試験ではなく、学校ごとに問題傾向が異なる独自試験となります。
ですから、最初に大まかな志望校を決めることが受験戦略の出発点です。
私たちには全国の中高一貫校のデータベースがありますので、お子さんの発達の特性とデータを照らし合わせながら、志望校選びをお手伝いします。
志望校が決まれば、そこからはお子さんの発達の特性を考慮した中学受験戦略の策定です。
3年間の受験生活の青写真を描き、マイルストーンを設定し、特性を考慮したペース配分や科目・テキスト選択など具体的な戦略を決めていきます。
ちなみに、ほとんどの私立・国立の中高一貫校は、LD(学習障害)/SLD(限局性学習症)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、ギフテッド(2E)という理由で受け入れを拒否することはありませんので、前向きに中学受験に挑戦すべきです。(授業が成立しない、集団行動が著しく支障がある場合は除く)
- 2.ICT教育×発達支援×中学受験=教育DX
- 完全1対1のオンライン発達支援・中学受験対策
発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんの特性は十人十色なので、私たちは完全マンツーマンで各々の特性に合わせたオンライン発達支援・中学受験対策を行います。
また、マンツーマンだと、相手のしぐさや目の動き、表情などを注視できるため、オンラインであっても対面指導とほぼ変わらない感覚で授業ができます。
もちろん、オンラインなので全国対応です。
また、不登校に陥っているお子さんにとってはホームスクールとしての役割を担いながら、中学受験対策を行うことができます。
- ライブ配信型オンライン授業でモチベーション維持
私たちのオンライン授業は動画配信型ではなく、双方向のやりとりができるライブ配信型です。
動画配信型だと一方通行で質問もできませんが、ライブ配信型だといつでも質問ができます。
また、生徒の集中力や理解度を把握した上でコミュニケーションが取れるため、モチベーションを維持したまま授業を続けることができます。
- ICTによる授業・学習管理・質問チャット
発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんにとって、ICT教育は従来のアナログ教育と比較して圧倒的に有効です。
印象に残りやすい視覚的な授業や書字の負担が少ない授業、ノートの管理、宿題や家庭学習のスケジュール管理などアナログ教育では出来なかったLD(学習障害)/SLD(限局性学習症)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、ギフテッド(2E)の特性を補助する授業や学習管理が可能です。
また、中学受験は知識を定着させるために復習が重要となりますので、私たちは質問回数無制限の質問チャットで家庭学習を徹底フォローします。
- アナログ教育とICT教育のハイブリッド
もちろん、アナログ教育の良さもありますので、私たちのオンライン授業はアナログ教育とICT教育のハイブリッドです。
ICTで授業や学習管理を行い、問題演習や復習は受験用テキスト等のアナログで行います。
これによって、アナログでやらざるを得ない模試や入試に対応することができます。
- 3.発達の特性に合わせたアコモデーション
私たちのアコモデーションは、中学受験の戦略に加えて、LD(学習障害)/SLD(限局性学習症)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、ギフテッド(2E)の発達の特性に合わせて個別に指導方針を立てます。
アコモデーションで普通教育に適応できれば中学受験によって進路選択の可能性を高めることができますが、その一方で特別なノウハウが必要なため、一般的な学習塾・個別指導塾・家庭教師ではもちろんのこと発達障害専門塾でもほとんど採用されていない、私たち特有の方法です。
私たちはこのアコモデーションという世界水準の発達支援・学習指導によってお子さんの中学受験をサポートすることができます。
私たちのアコモデーションには学習指導に加えて行動面やコミュニケーションの指導も組み込まれているため、LD(学習障害)/SLD(限局性学習症)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、ギフテッド(2E)のお子さんに対応できます。
また不登校のお子さんについては、当社が運営する通信制オンラインスクールRe学院という選択肢もあります。
- 4.ゆいまーるの心を持つプロ集団
- 私たちはどんなに素晴らしい技術があっても、発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんの気持ちに寄り添うことができなければ適切な発達支援・学習指導はできないと考えています。
ですから、「ゆいまーる」という伝統的な助け合いの精神が残っている沖縄に拠点を起き、ゆいまーるの心を持つ人材に対してアコモデーションの技術を研修し、育成してます。
研修は特別支援教育士、発達障害児支援士、児童発達支援士などの資格試験をベースに、当社独自の学習指導のノウハウ(=アコモデーション)を加えた内容となっており、この専門的な研修をクリアした講師のみ採用しています。さらに生徒を担当するごとに「個別指導計画書」を基にした個別研修を行い、常に発達支援・学習指導の質を追求しています。
なぜ中学受験は長期学習? 実は、私立・国立の中高一貫校の良い環境と中学受験の困難さは表裏一体です。 皆が良い環境を求めて競争が激しくなった結果、受験の難易度が上がり、簡単に入れる学校はほぼ絶滅しました。 前述の通り、中学受験は小学校の学習内容と比べて極端に難易度が高く、また受験範囲が広いという特徴があります。 中学範囲の先取りとなるので難しくなるのは当然で、また学習量も膨大です。 具体的にいうと、中学受験の一般的なテキストの一つである「中学受験新演習」は算数のメインテキストだけで1000P以上あり、副教材も含めると倍以上になります。 これだけ膨大なので必然的に長期学習が必要でなり、出遅れが命取りとなる受験といえます。 |
間違った中学受験の指導(左)と正しい中学受験の指導(右)
お子さんのサインを見逃さないでください
LD(学習障害)/SLD(限局性学習症)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、ギフテッド(2E)のお子さんは単なる勉強が苦手なお子さんとは対策が異なり、一般的に正しい対策が間違った対策となりえます。
さらに特殊な中学受験の対策も加わるとなおさらです。
発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんの学習がうまくいかないのは気持ちや努力の問題ではなく、”能力の問題”であり、指摘するのではなく、能力に合わせた支援・勉強方法の工夫(=アコモデーション)をすべきです。
- やる気はあるのに行動できない
- 怠けていないのにやる気がないように見られる
- 努力しているのに結果が伴わない
これらはお子さんの特性に気付く重要なサインですので、見逃さないでください。