発達障害・グレーゾーンの悩みを解決する4つのアコモデーション
そもそも発達障害って何?
発達障害とはLD(学習障害)/SLD(限局性学習症)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉症スペクトラム)の総称のことで、学習面または行動面で著しい困難を示す、先天的な脳の機能障害のことです。
また、いずれかの発達障害と確定診断はされていなくとも、学習面または行動面で困難を示す場合があり、これをグレーゾーンと呼びます。
ところで、多くの発達障害は知的障害を伴いません。
知的障害を伴わなくても“障害”という重い言葉を含んでしまうことが、親御さんから現実と向き合う冷静さや前向きさを奪ってしまう要因となっています。
発達障害とギフテッド ギフテッドとは特定分野に特異な才能のある児童生徒のことで、概ねIQ130以上のお子さんが該当します。 発達障害、特に自閉スペクトラム症とギフテッドを混同している方が多いですが、発達障害とギフテッドは異なる概念です。 例えば、自閉スペクトラム症のお子さんもギフテッドも「こだわり」を持ちます。 ギフテッドは自分の能力が発揮できる分野に強い関心を持ち、結果としてこだわりを持つのに対し、自閉症スペクトラムの場合はこだわりが先にきます。 この点を理解しないことには、ギフテッドの能力を引き出すことは不可能です。 私たちはアコモデーションの技術を応用し、ギフテッドの支援も可能です。 |
発達障害の特性による困難
誤解を恐れずにいうと、確定診断されなかったからといって、問題がないと思い込むのは早計です。
発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)は診断が難しいので、多くの小中学生は確定診断されません。
「確定診断は出なかったが、定型発達とも言われなかった」
このような場合は基本的にグレーゾーンであり、学習面または行動面で何かしらの困難が生じる場合が多いです。
つまり、「知的障害ではないが定型発達でもないもの=発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)・グレーゾーン)」として理解し、対策を講じるべきです。
発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)・グレーゾーンの特性は主に「学習」「行動」「コミュニケーション」における困難を引き起こします。
発達特性の例
学習の困難 | 行動の困難 | コミュニケーションの困難 |
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・文字の読み書きがうまくいかない ・学習内容の理解に時間がかかる ・計算ミスが頻発する | ・落ち着きがなく、集中が続かない ・計画的な行動ができない ・提出物が出せない | ・学校や塾に馴染めない ・こだわりが強く融通がきかない ・同級生とうまくコミュニケーションが取れない |
LD(学習障害)/SLD(限局性学習症)の可能性があり、「勉強が苦手な子」とは異なる専門的な発達支援・学習指導や受験対策が必要。 ≫LD(学習障害)のアコモデーション | ADHD(注意欠如・多動性障害)の可能性があり、「怠けている子」とは異なる専門的な発達支援・学習指導が必要。 ≫ADHD・ASDのアコモデーション | ASD(自閉症スペクトラム)の可能性があり、「ワガママな子」とは異なる専門的な発達支援・学習指導が必要。 ≫ADHD・ASDのアコモデーション |
確定診断がなかったとしても「学習」「行動」「コミュニケーション」でこのような問題は発生していませんか?
心当たりがある場合はただちに私たちにご相談ください。
発達の特性に合わせた4つのアコモデーション
私たちは発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)の特性に合わせたアコモデーションを行うオンライン個別指導塾・発達支援塾・進学塾です。
アコモデーションは発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんが「普通教育に適応することを目的」として、「教育内容やテスト内容そのものには質的な変更はせずに、発達の特性に合わせて勉強方法を工夫する」という発達支援・学習指導です。
私たちのアコモデーションには以下の4つの特徴があります。
発達障害・グレーゾーンアコモデーションの特徴
- 1.発達の特性に合わせたアコモデーション
私たちのアコモデーションはLD(学習障害)/SLD(限局性学習症)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、ギフテッド(2E)の発達の特性に合わせて個別に指導方針を立てます。
アコモデーションで普通教育に適応できれば中学受験や高校受験によって進路選択の可能性を高めることができますが、その一方で特別なノウハウが必要なため、一般的な学習塾・個別指導塾・家庭教師ではもちろんのこと発達障害専門塾でもほとんど採用されていない、私たち特有の方法です。
私たちはこのアコモデーションという世界水準の発達支援・学習指導によってお子さんの問題を解決することができます。
私たちのアコモデーションには学習指導に加えて行動面やコミュニケーションの指導も組み込まれているため、LD(学習障害)/SLD(限局性学習症)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、ギフテッド(2E)、不登校のお子さんに幅広く対応できます。
- 2.ICT教育×発達支援=教育DX
- 完全1対1のオンライン発達支援・学習指導
発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんの特性は十人十色なので、私たちは完全マンツーマンで各々の特性に合わせたオンライン発達支援・学習指導を行います。
また、マンツーマンだと、相手のしぐさや目の動き、表情などを注視できるため、オンラインであっても対面指導とほぼ変わらない感覚で授業ができます。
もちろん、オンラインなので全国対応です。
また、不登校に陥っているお子さんにとってはホームスクールとしての役割を担うことができます。
- ライブ配信型オンライン授業でモチベーション維持
私たちのオンライン授業は動画配信型ではなく、双方向のやりとりができるライブ配信型です。
動画配信型だと一方通行で質問もできませんが、ライブ配信型だといつでも質問ができます。
また、生徒の集中力や理解度を把握した上でコミュニケーションが取れるため、モチベーションを維持したまま授業を続けることができます。
- ICTによる授業・学習管理・質問チャット
発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんにとって、ICT教育は従来のアナログ教育と比較して圧倒的に有効です。
印象に残りやすい視覚的な授業や書字の負担が少ない授業、ノートの管理、宿題や家庭学習のスケジュール管理などアナログ教育では出来なかったLD(学習障害)/SLD(限局性学習症)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、ギフテッド(2E)の特性を補助する授業や学習管理が可能です。
また、知識を定着させるために復習が重要となりますので、私たちは質問回数無制限の質問チャットで家庭学習を徹底フォローします。
- アナログ教育とICT教育のハイブリッド
もちろん、アナログ教育の良さもありますので、私たちのオンライン授業はアナログ教育とICT教育のハイブリッドです。
ICTで授業や学習管理を行い、問題演習や復習は学校のワークや受験用テキスト等のアナログで行います。
これによって、アナログでやらざるを得ないテストや提出物に対応することができます。
- 3.全国対応の中学受験・高校受験対策
LD(学習障害)/SLD(限局性学習症)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、ギフテッド(2E)のお子さん・保護者の一番の悩みは進路選択です。
私たちは進路選択の可能性を高めるための中学受験・高校受験対策を重視しています。
中学受験については、全国の中高一貫校のデータベースがありますので、志望校選びや志望校から逆算した目標の設定、特性を考慮したテキスト選び・ペース配分・科目選択などの具体的な中学受験戦略を決定し、実施します。
高校受験については、都道府県ごとに特徴が異なるため、各都道府県の入試制度や問題傾向を理解した上で、目標の設定、特性を考慮したテキスト選び・ペース配分・提出物管理などの具体的な高校受験戦略を決定し、学力および内申点の対策を実施します。
また不登校のお子さんについては、当社が運営する通信制オンラインスクールRe学院という選択肢もあります。
- 4.ゆいまーるの心を持つプロ集団
私たちはどんなに素晴らしい技術があっても、発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんの気持ちに寄り添うことができなければ適切な発達支援・学習指導はできないと考えています。
ですから、「ゆいまーる」という伝統的な助け合いの精神が残っている沖縄に拠点を起き、ゆいまーるの心を持つ人材に対してアコモデーションの技術を研修し、育成してます。研修は特別支援教育士、発達障害児支援士、児童発達支援士などの資格試験をベースに、当社独自の学習指導のノウハウ(=アコモデーション)を加えた内容となっており、この専門的な研修をクリアした講師のみ採用しています。さらに生徒を担当するごとに「個別指導計画書」を基にした個別研修を行い、常に発達支援・学習指導の質を追求しています。
合理的配慮とアコモデーションの違い アコモデーション(reasonal accomodation)を直訳すると合理的配慮になるのですが、アコモデーションと合理的配慮には違いがあります。 文科省の定義によると「他の者と平等にすべての人権及び基本的自由を享有し、又は行使することを確保するための必要かつ適当な”変更”及び”調整”」とされており、変更=モディフィケーションと調整=アコモデーションが混在した定義になっています。 この定義の曖昧さが合理的配慮が必ずしもお子さんの目的に適わない大きな要因となっています。 |
アコモデーションによる発達支援・学習指導の例
お子さんのサインを見逃さないでください
LD(学習障害)/SLD(限局性学習症)、ADHD(注意欠如・多動性障害)、ASD(自閉スペクトラム症)、ギフテッド(2E)のお子さんは単なる勉強が苦手なお子さんとは対策が異なります。
一般的に正しいとされる学習塾や個別指導塾、家庭教師による対策が間違った対策となりえます。
発達障害(LD/ADHD/自閉症スペクトラム)、グレーゾーン、ギフテッド(2E)のお子さんの学習がうまくいかないのは気持ちや努力の問題ではなく、”能力の問題”であり、指摘するのではなく、能力に合わせた支援・勉強方法の工夫(=アコモデーション)をすべきです。
- やる気はあるのに行動できない
- 怠けていないのにやる気がないように見られる
- 努力しているのに結果が伴わない
これらはお子さんの特性に気付く重要なサインですので、見逃さないでください。