第28回 適切な声のボリューム

発達障害(LD・ADHD・自閉スペクトラム症)・グレーゾーン・ギフテッドのオンライン個別指導塾・進学塾による「おうちでソーシャルスキルトレーニング」

声のボリューム調整が苦手なお子さんは思いの外多い

発達凸凹(発達障害・グレーゾーン)・ギフテッドの発達特性によってソーシャルスキルに弱点がある場合、声のボリューム調整が苦手で相手を驚かせてしまったり、嫌な気持ちをさせてしまうことがあります。

コミュニケーションのトラブルはネガティブな感情を蓄積させ、不登校や登校渋りのきっかけになりえます。

TPOに合った適切な声のボリュームについて家族で話し合ってみましょう。

声のボリューム表を作る

まずは基準となる「声のボリューム表」を作ってみましょう。

以下は例です。(もっと細かくしても構いません)

レベル0:しゃべらない

レベル1:ひそひそ話のときの声

レベル2:隣や向かいの友達と普通に話すときの声

レベル3:グループで話し合いをするときの声

レベル4:皆の前で発表するときの声

レベル5:外で話をする時の声

TPOに合ったボリュームを選ぶ

様々な時・場所・場面の例を出し、ボリューム表を元に、適切なボリュームを選んでいきましょう。

  • 授業中に先生の話を聞いているとき
  • 授業中に意見を発表するとき
  • 授業後に先生に質問するとき
  • 4〜5人の班で話し合いをするとき
  • 給食のときに隣の席の子とおしゃべりするとき
  • 休み時間に4〜5人で話をするとき
  • 係として皆に指示するとき
  • 図書館で友達に話しかけるとき
  • 公園で友達に話しかけるとき
  • 電車でお母さんに話しかけるとき
  • スーパーでお母さんに話しかけるとき
  • レストランでお母さんに話しかけるとき

まとめ

コミュニケーションが苦手なお子さんは、適切な声のボリュームについて考えてみるソーシャルスキルトレーニングを実施してみてください。

次回は「声のトーンによって与える印象」を取り上げます。

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