3種類のオンライン授業
コロナ禍によって、多くの小中学生が学校や学習塾でオンライン授業を経験したと思います。
一口にオンライン授業といっても、大きく分けて「動画配信型オンライン授業」「1対多数のライブ配信型オンライン授業」「1対1のライブ配信型オンライン授業」の3種類が存在します
実は、オンライン授業への不安を抱える方が一定数存在します。
なぜなら、ほとんどの方は「動画配信型オンライン授業」「1対多数のライブ配信型オンライン授業」で失敗した経験があるからです。
どうしてなのでしょうか?
動画配信型オンライン授業
動画配信型オンライン授業は、生徒が自分のペースで好きな時間に、繰り返し学習できるというメリットがあります。
また、教師側には多くの生徒に同じクオリティの授業を繰り返し提供できるというメリットもあります。
東進ハイスクールのようにコロナ禍以前から導入している塾もありましたが、コロナ禍をきっかけに多くの大手塾が導入しました。
しかしながら、発達特性によって理解力や計画的な家庭学習に困難が生じているお子さんにとってはこのメリットが活かしきれないという問題があります。
また、動画配信型はリアルタイムではない一方向型の授業なので、双方向のやりとりができないというデメリットもあります。
集中力やモチベーションが持続しない発達特性がある生徒にとって、そもそも授業が成立しないということも起こり得ます。
1対多数のライブ配信型オンライン授業
多くの学校や学習塾で導入されたのは、1対多数のライブ配信型オンライン授業です。
ライブ配信型だと双方向のやりとりができるので、理論上は教室での授業と変わらず、教師は生徒の集中力や理解度を把握した上で授業を進めることができ、生徒はモチベーションを維持したまま授業を受けることができるというメリットがあります。
ところが、理論と実態に乖離があるのが、1対多数のライブ配信型オンライン授業のデメリットです。
概ね5人を超えると、教師は生徒一人一人の表情や反応を捉えるのが難しくなり、集中力や理解度をうまく把握することができなくなります。
また、生徒にとっても人数が増えると質問のタイミングが難しくなり、実質的に一方向型の授業のようになりがちです。
1対1のライブ配信型オンライン授業
私たちが導入しているのは「1対1のライブ配信型オンライン授業」です。
1対1であれば、双方向のやりとりができるので、教師は生徒の表情や反応を捉えながら、集中力や理解度を把握した上で授業を進めることができます。
生徒は気軽に質問できるので、モチベーションを維持したまま授業を受けることができます。
つまり、ライブ配信型オンライン授業のメリットを最大限活かすことができる仕組みということです。
通信環境や設備に差がなければ、デメリットもほぼありません。
まとめ
この「1対1のライブ配信型オンライン授業」は発達凸凹(発達障害・グレーゾーン)のお子さんにとって、従来のアナログ教育と比較して圧倒的に有効です。
印象に残りやすい視覚的な授業や書字の負担が少ない授業、ノートの管理、宿題や家庭学習のスケジュール管理などアナログ教育では出来なかったLD(学習障害)、ADHD(注意欠如・多動性障害)・ASD(自閉スペクトラム症)・ギフテッドの特性を補助する授業や学習管理が可能です。
具体的な指導方法が気になる方はお気軽にお問い合わせいただき、実際にオンライン授業を体験してみてください。