その指導方法、間違っていませんか?

間違った発達支援・学習指導が蔓延っている社会

世の中には間違った発達支援・学習指導が蔓延っています。

もし以下のような指導方針のクラブチームがあれば、お子さんを通わせますか?

  • 練習中に水を飲ませないなどという「不合理な根性論」
  • うさぎ跳びなどの怪我に繋がる「高リスクな練習」
  • 失敗を責める、暴言などの「パワハラ指導」

スポーツであれば、このような前近代的な指導方法に嫌悪感を持つ方がほとんどでしょう。

しかしながら、学校や学習塾、家庭での発達支援・学習指導ではこのような「不合理な根性論」「高リスクな練習」「パワハラ指導」がまかり通っているのが実情です。

不合理な根性論

昔のスポーツ界で「練習中に水を飲ませない」などという指導を行われていたのは、科学的な理論や合理的な分析を導入せず、我慢によって根性を鍛えることが重要視されていたことが理由だと考えられています。

このような不合理な根性論に基づいた発達支援・学習指導が、学校や学習塾では今なお蔓延っています。

典型的なものは、長時間学習です。

例えば、ADHD傾向で集中力に欠ける発達特性を持つお子さんに長時間学習をさせても効果はありません。

むしろ、やればやるほど集中力が切れ、質の低い雑なやり方が身につく可能性さえあります。

まさに我慢を強いるだけで効果の乏しい不合理なやり方と言えます。

高リスクな練習

また、スポーツでいう「うさぎ跳び」のような高リスクな練習も蔓延しています。

例えば、LD(学習障害)傾向で書字や作業能力が低い発達特性を持つお子さんに大量の反復学習をさせる指導方法です。

反復させればさせるほど作業能率が落ち、ミスが増えていくという悪循環に陥ります。

もちろん、お子さんには感情があるので、大量のミスは自己肯定感を低下させ、二次障害を引き起こすリスクがあります。

パワハラ指導

流石にお子さんに暴言を吐くような露骨なパワハラ指導を行う先生は少ないですが、発達特性が理解できず、ついつい感情的になって失敗を責めるということはよくあります。

パワハラ指導という根性論では何の問題も解決しないどころか、二次障害を引き起こすリスクがあります。

この記事をご覧になっている親御さんも他人事ではありません。

お子さんに対してがっかりした表情やため息など「隠れたパワハラ」を行っていませんか?

このような行為は失敗を責めることと同じくらい、お子さんにネガティブな感情を与えることになります。

まとめ

最も気をつけなければならないことは、このような「不合理な根性論」「高リスクな練習」「パワハラ指導」が良かれと思って行われているという点です。

自らの行為を信じて疑わない指導者は、うまく行かない原因をお子さんに求め、追い詰めます。

私たちは世界水準の専門的知見をもって、発達凸凹(発達障害・グレーゾーン)・ギフテッドの特性に合わせたアコモデーションを行い、このような前近代的な発達支援・学習指導の環境を変えるために行動しています。

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