第48回 協力・協調性とは

発達障害(LD・ADHD・自閉スペクトラム症)・グレーゾーン・ギフテッドのオンライン個別指導塾・進学塾による「おうちでソーシャルスキルトレーニング」

協力・協調する大切さを知ろう

発達凸凹(発達障害・グレーゾーン)・ギフテッドの発達特性によってソーシャルスキルに弱点がある子供の場合、協力・協調することの大切さがわからないままトラブルに繋がることがあります。

このようなコミュニケーションのトラブルが発生するとネガティブな感情を蓄積させ、不登校や登校渋りのきっかけになりえます。

今回は協力・協調することの重要性について考えてみましょう。

協力・協調とはそもそも何か

そもそも協力・協調することとはどういうことでしょうか。

<協力とは>

協力とは、みんなで手を取り合って同じ目標を達成することです。

例えば、友達と一緒に大きなパズルを組み立てるとき、一緒に考えて、相手の言うことを聞いて、お互いに助け合います。

これが協力です。一人だけでなく、みんなで協力することで、難しい課題も楽になります。

<協調性とは>

協調性とは、みんなが協力して、お互いに合わせて、円滑に物事を進めることです。

例えば、クラスで行うグループプロジェクトでは、みんなが自分のアイディアを出し合って、相手のアイディアにも耳を傾けます。

お互いに協力して、一つの目標に向かって進むことで、スムーズに仕事が進むようになります。

協力・協調によって達成できること

互いに協力し、協調性をもって行動することで達成できることがあります。

1. プロジェクトやクラスの活動:

協力・協調してクラスメートと一緒にプロジェクトやクラスの活動に取り組むことで、よりクリエイティブで面白いアイディアが出てきます。

みんなが力を合わせることで、成果物がより素晴らしくなります。

2. クラスの雰囲気や友情の構築:

みんなが協力してクラスの雰囲気をよくし、お互いに尊重し合うことで、良い友情を築くことができます。

協力・協調することで、クラス全体が温かくなり、学びやすい環境が築かれます。

3.問題解決

難しい問題に取り組むとき、みんなで協力・協調することで異なるアイディアや視点が出てきます。

協力・協調することで、より良い解決策が見つかります。

まとめ

このように協力・協調することによって、一人ひとりの力を最大限に引き出し、皆が同じ目標に向かうことで、より素晴らしい結果や経験を生み出すことができます。

次回は「勝手にルールを変えていいの?」を取り上げます。

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