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自分の能力を把握して自己認知を深める
発達凸凹(発達障害・グレーゾーン)・ギフテッドの発達特性によって、ソーシャルスキルに弱点がある場合、自分の能力がよくわかっていないことがあります。
自分の能力を自己認知していなければ、上手な自己PRができず、良好な人間関係を築くことはできません。
不登校や登校渋りリスクを避けるために、まずはお子さんの能力の長所に注目してみましょう。
自分の学習に直結する能力の長所を知ろう
お子さんの発達凸凹の短所に注目するのではなく、長所に注目していきましょう。
まずは学習に直結する能力のうち、お子さんがあてはまるものを探してみましょう。
<学習に直結する能力の長所の例>
- 図形問題が得意
- 文章読解が得意
- 字が綺麗
- 計算が早い
- 沢山言葉を知っている
- 作文が得意
- 沢山読書をする
- 宿題を忘れずにやる
- 分からないときに質問できる
- 板書を取ることができる
学習以外の能力の長所を知ろう
もちろん、学習以外の能力に注目することも大切です。
学習以外の能力のうち、お子さんがあてはまるものを探してみましょう。
<学習以外の能力の長所の例>
- 足が速い
- 泳ぎが得意
- 体力がある
- 体操が得意
- サッカーが得意
- 野球が得意
- ダンスが得意
- 楽器を弾くことができる
- 絵を描くことがうまい
- 工作が得意
まとめ
自己PRが苦手なお子さんの場合、ご家庭で自分の能力を知るソーシャルスキルトレーニングを実施してみてください。
あくまで自己認知を深めて上手に自己PRすることが目的ですので、できるだけ多くの長所を探しましょう。
次回はお子さんへの発達凸凹に合わせたソーシャルスキルトレーニングではなく、親御さんとお子さんの適切な関わり方を学ぶ「ペアレントトレーニング」を取り上げます。