自分の性格・性質を把握して自己認知を深める
発達凸凹(発達障害・グレーゾーン)・ギフテッドの発達特性によって、ソーシャルスキルに弱点がある場合、自分の性格や性質がよくわかっていないことがあります。
自分の性格や性質を自己認知していなければ、当然上手な自己PRができず、良好な人間関係を築くことはできません。
不登校や登校渋りのリスクを避けるために、まずはお子さんの性格・性質の長所に注目してみましょう。
自分の性格の長所を知ろう
お子さんの発達凸凹の短所に注目するのではなく、長所に注目していきましょう。
一般的に長所と言われる性格のうち、お子さんがあてはまるものを探してみましょう。
<性格の長所の例>
- 明るい
- 素直
- 真面目
- 面白い
- 元気
- 優しい
- 一生懸命
- 気が利く
- 気が長い
- 前向き
性質の長所も知ろう
長所は多ければ多いだけいいですから、感情や考え方の傾向である性格だけでなく、お子さんの性質まで幅を広げて、当てはまるものをみていきましょう。
<性質の長所の例>
- 笑顔が良い
- 姿勢がいい
- ハキハキしゃべる
- 相手の話をよく聞く
- 挨拶ができる
- お礼ができる
- 謝れる
- 整理整頓ができる
- 悪口をいわない
- 不平不満を言わない
まとめ
自己PRが苦手なお子さんの場合、ご家庭で自分の性格や性質を知るソーシャルスキルトレーニングを実施してみてください。
あくまで自己認知を深めて上手に自己PRすることが目的ですので、できるだけ多くの長所を探しましょう。
次回は自己認知の一つ「自分の能力を知る」を取り上げます。