【中学受験】個別相談会を有効活用する方法

準備すべき3つの質問

個別相談会は、私立中学校のパンフレットの裏側にある「支援の実態」を直接尋ねられる絶好の機会です。

特にLD(学習障害)、ADHD(注意欠如・多動症)、自閉症スペクトラムなど発達障害やグレーゾーン、ギフテッド(2E)の発達特性を持つお子さんの進路を考える場合、この場を有効活用することが、ミスマッチを防ぐ鍵となります。

個別相談会では、具体的な回答を引き出すために、抽象的な質問は避けるのが鉄則です。

具体的な支援事例の確認

「貴校で、学習障害（LD）の傾向があるお子さんに、これまで具体的にどのような合理的配慮（を提供されてきましたか？」など具体的に質問しましょう。

他にもテスト時間の延長やPC利用などを聞くのも有効です。

支援体制と担当者

「入学後、担任の先生以外に誰が支援の中心になりますか？ 支援に関わる先生方は、発達特性についての専門的な研修を受けていますか？」など誰が責任をもってフォローしてくれるかを確認しましょう。

問題発生時のプロセス

「もし集団生活でトラブルが発生した場合、または学習でつまずいた場合、保護者は誰に、どのような手順で相談し、学校はどのように対応を進めますか？」など、問題発生時のプロセスを確認することも大切です。

これらの質問は、学校側の支援への意欲とノウハウの深さを測るバロメーターとなります。

リバランスでは、AI発達チェック「トリセツ」を通じてお子さんの特性を具体的に言語化できるため、相談会でより具体的かつ的確に情報を伝える準備をサポートします。