見るべきは「設備」ではなく「運用」
学校説明会は、ウェブサイトやパンフレットでは分からない学校の「体温」を感じるための重要な機会です。
特にLD(学習障害)、ADHD(注意欠如・多動症)、自閉症スペクトラムなど発達障害やグレーゾーン、ギフテッド(2E)の発達特性を持つお子さんの進路を検討する場合、以下の3つの視点で学校をチェックしましょう。
生徒の様子
説明会中に生徒が誘導役や受付をしている場合、その生徒の表情や態度を観察します。
生徒が自然体で、個性が活きていると感じられる環境か。生徒間のコミュニケーションの様子から、多様性が受け入れられている校風を推し量ります。
先生の言葉と姿勢
校長先生や入試担当の先生の話から、「多様性」や「個性」に対する言及があるかをチェックします。
言葉だけでなく、質問への対応が丁寧か、生徒一人ひとりに目を向けている姿勢があるかを見ます。
進路指導と生活指導の連携
「学習面での課題」と「生活面での課題」を、学校全体でどう連携してフォローしているかを確認します。
個別指導や教育相談室が、クラス担任と密に連携している具体的な仕組みを質問してみましょう。
説明会では、一律的な教育理念だけでなく、「困っている生徒への具体的なアプローチ」を質問する機会を持つことが重要です。
説明会を単なる情報収集で終わらせず、入学後を見据えた準備の場ととらえましょう。
お子さんの可能性を諦める前に…ご相談ください!" width="1280" height="720" >