わからないことは決してダメなことではない
発達凸凹(発達障害・グレーゾーン)・ギフテッドの発達特性によってソーシャルスキルに弱点がある子供の場合、わからないことを聞かれてパニックに陥ったり、無言になったりと発言することをやめてしまう場合があります。
わからないことを聞かれた場合の対処や伝えたい事をわかりやすく相手に伝えるためにどのような工夫をしたらいいのか家族で話し合ってみましょう。
わからないことは具体的にはっきり伝える
「相手の言っている事が理解できない」「答えが思いつかない」「言いたいことがうまくまとまらない」などの理由から、わからないとはっきり言えなかったり、黙り込んでしまう事があります。
わからない事を伝える際は、具体的に何がわからないのかを伝えることが重要です。
相手は具体的に何がわからないのかがわからないと、教えることができません。
「わからない」だけでは、相手との言葉のキャッチボールがうまくできません。
伝え方を覚える
わからないことの伝え方がわからず黙り込んで返事をしないお子さんがいます。
返事をしないのではなく、伝え方を覚えましょう。
まずは以下の3点を意識してください。
- 何を伝えたいのか明確化する
- 情報量を増やしすぎない
- わかりやすい言葉でシンプルに
あれもこれも伝えようとするから難しく感じてしまいます。
例えば、
「さっき話していたゲームの話がわからないんだけど」
「今話しているテレビって何の話?」
などとシンプルに最低限の情報量でわからないということを伝えましょう。
まとめ
わからないことをわからないと伝えることは大事なことなので覚えていきましょう。
次回は「ストレス解消・気分転換の方法」を取り上げます。