イライラする場面とその解消法を知る
発達凸凹(発達障害・グレーゾーン)・ギフテッドの発達特性によって、ソーシャルスキルに弱点がある場合、様々な場面でイライラしがちです。
イライラのようなネガティブな感情は周りに嫌な気持ちを与えることによって軋轢を生み、不登校や登校渋りのきっかけになりえます。
親子で一緒に、お子さんのイライラする場面を把握し、イライラの解消方法を考えてみましょう。
イライラする場面を知る
イライラすることは誰にでもありますが、発達の凸凹があると上手くいかないことが多く、イライラする場面が多くなります。
まずはどんなときにイライラするのか把握しましょう。
<イライラの場面の例>
- 宿題が分からないとき
- 宿題をやりなさいと言われたとき
- ゲームで負けたとき
- ゲームを途中でやめるように言われたとき
- 観たいテレビが観れなかったとき
- お出かけの予定が無くなったとき
- 友達との約束が無くなったとき
- 自分の意見が受け入れられないとき
- テストの点数が悪かったとき
- 先生の指示がよく分からないとき
- 先生に注意されたとき
- 友達に注意されたとき
イライラの解消法を考える
親子で一緒に、イライラしたときに気分転換できる方法を考えてみましょう。
<イライラ解消法の例>
- 身体を動かす
- イライラした気持ちを誰かに聞いてもらう
- 好きなテレビを観る
- 好きな漫画を読む
- 好きなゲームをする
- 自分の気持ちをノートに書く
- 歌を歌う
- 寝る
- お風呂に入る
まとめ
イライラすることが多いお子さんの場合、イライラする場面とその解消法を知るソーシャルスキルトレーニングを実施してみてください。
次回は自己認知の一つである「親が叱る理由を考える」を取り上げます。