「努力しているのに点数が伸びない」特性別・つまずきポイントと修正法

発達特性が受験勉強にもたらす具体的な困難

発達凸凹(発達障害ギフテッド)を持つお子さんが高校受験に直面したとき、特性の種類によってつまずきやすいポイントが異なります。

効果的な受験対策を行うには、まずお子さんの抱える具体的な困難を正確に理解することが不可欠です。

LD(学習障害)傾向のお子さん

LD(学習障害)の特性を持つお子さんは、知的な遅れがないにも関わらず、特定の分野で困難を抱えます。

これが受験勉強においては、以下のような形で現れます。

  • 読み書きの困難…教科書や問題文を読むのに時間がかかり、内容理解が遅れる。記述式の解答や英単語のスペルミスが多い。
  • 計算の困難…複雑な数式や図形問題の処理に時間がかかり、テスト時間内に最後までたどり着けない。
  • 視覚情報処理の困難…グラフや表の読み取り、地図や図形問題の空間認知に苦労し、理科・社会・数学でつまずきやすい。

リバランスでは、目で見て覚えるのではなく、「音読や視覚ツール(グラフ、図、色分け)を用いた多感覚的なアプローチ」を行います。

ADHD(注意欠如・多動症)傾向のお子さん

ADHDの特性を持つお子さんは、主に「不注意」「多動性」「衝動性」が受験の妨げとなります。

  • 期限管理の困難…長期的な受験計画や、日々の宿題・提出物管理が苦手で、内申点に影響が出やすい。
  • ケアレスミスの多発…問題を最後まで読まない、指示を誤解する、見直しができないといった不注意によるミスが、当日点に大きく響く。
  • 集中力のムラ…興味のある科目は長時間集中できるが、苦手科目や単調な暗記には全く集中力が持続しない。

ポイントは「見える化」と「スモールステップ」です。

リバランスでは、実行可能な計画を一緒に立て、タスクを細分化し、ICTツールを用いた「家庭学習管理」で提出物や日々の進捗をサポートし、受験期を通じて自走できる習慣作りを支援します。

ASD(自閉症スペクトラム)傾向のお子さん

ASDの特性を持つお子さんは、見通しのなさや環境の変化、そして非言語的なコミュニケーションに困難を抱えます。

  • 予期せぬ変化へのパニック…入試会場の雰囲気が普段と違う、問題形式が予想外だったといった状況で強い不安を感じ、実力が発揮できない。
  • 内申点への影響…学校での集団活動やグループワーク、先生との非言語的なコミュニケーションが苦手で、観点別評価が下がりやすい。
  • 抽象的な問題への困難…心情を問う国語の問題や、社会の論述問題など、曖昧な問いや抽象度の高い概念の理解に苦労する。

ポイントは、「徹底的な準備」です。

リバランスでは受験直前のルーティン作りや外部模試での試験の予行演習、面接対策としてのシミュレーションを通じて、不安の最小化を図ります。