発達特性があると不安障害になりやすい
発達凸凹(発達障害・グレーゾーン)・ギフテッドの発達特性によってソーシャルスキルに弱点がある子供の場合、自身の気持ちを落ち着かせることが難しく、不安障害になる可能性があります。
コミュニケーションのトラブルはネガティブな感情を蓄積させ、不登校や登校渋りのきっかけになりえます。
不安障害にはいくつかの種類がある
不安障害には以下のようにいくつか種類があります。
- 不安神経症(全般性不安障害)
- 心気症
- 強迫性障害
- 社交不安障害(社会不安障害)
- パニック障害
いずれも不安を感じ、過度に心配事や緊張することが多くなると、以下の症状が出始めます。
- 動悸がする
- 汗が出る
- 体が震える
- 息切れがする、息苦しい
- 窒息する感じがある
- 胸が痛い、胸の苦しさがある
- 吐き気、お腹の苦しさ
- めまい、ふらつき、気が遠くなる
- 現実でない感じ、自分が自分ではない感じ
- コントロールができない
- 変になるかもしれないことへの恐怖
- 感覚まひ、うずき
- 冷たい感覚、あるいは熱い感覚
不安障害との付き合い方
不安障害ですが、専門的な治療は専門医に任せるとして、上手な付き合い方については以下の方法があります。
- 心配事を明確にし、1つずつ減らす
- 心配している理由を改めて考えてみる
- 深呼吸する
- 趣味に没頭する
- 瞑想する
- インターネットから離れる
簡単にいうと、不安障害というのは確率の少ないものを過剰に心配してしまったり、見えない何かを恐れてしまったりすることです。
ですから、リラックスする方法を知ることが、不安障害とうまく付き合うポイントとなります。
まとめ
心配事や緊張することは、日々の生活の中でよくあることの1つです。
リラックスする方法を知り、自身を上手くコントロールできる様になることでしょう。
次回は「HSCとは何か?」を取り上げます。