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身だしなみは印象を良くも悪くもする
発達凸凹(発達障害・グレーゾーン)・ギフテッドの発達特性によって、ソーシャルスキルに弱点がある場合、自分が相手にどのように見られているかよくわかっていないことがあります。
身だしなみによって相手に悪い印象を与えるとコミュニケーションでつまづきが生じ、不登校や登校渋りのきっかけになりえます。
親子で日々の身だしなみについて確認することによって、自分がどのように見られているか自己認知し、相手により良い印象を与えられるように考えてみましょう。
身だしなみのチェックポイント
まずは身だしなみについての観点が合っているかチェックしてみましょう。
以下のチェックポイントのうち、「たいだいいつもできていること」に○をつけ、できていないことは修正しましょう。
<身だしなみチェックポイント>
- サイズが合っていない服は着ない
- ボタンが取れたり、ほつれている服は着ない
- 襟がよれているTシャツは着ない
- しわしわの服は着ない
- シャツのボタンは開けすぎない
- シャツはズボン・スカートから出さない
- ズボンはウエストで履く
- ズボン・スカートのボタンやチャックは閉める
- 靴のかかとは踏まない
- 穴の空いた靴下は履かない
- 寝癖はついていない
清潔感のチェックポイント
身だしなみに加え、清潔感も大切です。
以下のチェックポイントのうち、「たいだいいつもできていること」に○をつけ、できていないことは修正しましょう。
<清潔感チェックポイント>
- 汚れた服は着ない
- 歯磨きは毎朝している
- 洗顔は毎朝している
- 毎日お風呂に入っている
- 服や下着は毎日着替えている
- 髪は定期的に切っている
- 汗をかいたらハンカチやタオルで拭いている
- 汗臭くないか気にしている
- 鼻水は鼻くそが出ていないか気にしている
- 爪は伸びたら切っている
まとめ
自分が相手にどのように見られているかよくわかっていないお子さんの場合、身だしなみに気をつけるソーシャルスキルトレーニングを実施してみてください。
次回は自己認知の一つ「自分の思考を知る」を取り上げます。